2011年4月17日日曜日

ワークショップ「CYANOTYPE」

こんにちは、福井です。

4/16(土)にワークショップ「CYANOTYPE」を開催いたしました。
その模様を少しずつアップしていきたいと思います。

準備

早朝の7:30に大阪城公園・東外濠に到着。場所取りの人も疎らです。
しかし、天気はあいにくの曇り。果たして、ちゃんと感光してくれるのでしょうか・・・?

天気のことは分かりませんが、とりあえず、準備だけでも進めておきます。
感光終了後に水で洗った作品用紙を干すための洗濯バサミをセッティング。


9:00頃
ワラワラと参加者が集まってきました。
手前は通称「やまざき」こと山崎くん。囁くような小声が特徴。
今回のワークショップのスタッフの1人です。


ワークショップ開始
メンバーも揃い、いよいよワークショップ開始です!
まずは今回挑戦する「CYANOTYPE」について参加者に簡単に説明した後、さっそく作品作りに取り掛かります。


おっと!何やら開始早々、みんなの和を乱している人がいると思ったら、吉田君ですね。
どうやら、桜の枝の中に感光用紙を挟み込んで、桜の枝や花弁のシルエットをそのまま写しとろうというアイデアのようです、なるほど。
しかし、残念ながら感光紙は少しでも光が当たると、そこの部分は感光してしまうため、シルエットを残したい場合は、確実に影を作り出すために、枝なり花弁は感光紙に密着させておく必要があります。恐らく、この方法ではうまく影が作れないと思うのですが・・・でも、何事もやってみろ!ですね。

感光紙の上に桜の枝や花弁を配置して、風に飛ばないようにクリアファイルで固定します。
(もちろん、枝などは地面に落ちていたものを使っています。)


みんな思い思いに、色んなものを感光紙の上に乗せて行きます。
じっくり感光させた後、水で用紙を洗います。

さてさて、作品の出来や如何に・・・!

作品完成
さて、いよいよ作品が完成しました。
みんなの作品を紹介して行きます!


まずは山崎作。持参したボタンを桜の花弁に見立てた作品。
ボタンのシルエットがクッキリ出ていて、とても綺麗ですね。

続いては福井作。風で飛ばないように花弁や葉っぱたちを麻紐で固定しています。
ちょっと変わったシルエットになっておもしろいです。


ウノッチ作品。多種多様な植物の葉っぱや鳥の羽のシルエットを写しとっています。
ディテールがきちんと出ていて、とても綺麗です。
CYANOTYPEの起源である植物標本のイメージに近い気がします。


こちらは、まみちゃんの作品。友だちの誕生日の贈り物にするそうです。
ポップで女の子らしい、だけどCYANOTYPE独特の神秘的な感じもあってとても素敵だと思います。
友だちもきっと喜んでくれると思います。


吉田作。ハート型にくりぬかれた箱の中に感光紙を入れて作った作品。
白い背景に、青いシルエットというのが個性的です。
ハートの形も綺麗に出ていて良いですね。



松崎作。USBのコネクタや、定規などのシルエットを写しとっています。
細かい目盛りまできちんと出ていて凄いですね。見た目も綺麗です。
X線写真みたいです。(褒めてます)

栗さん作。自分の手を影にしてシルエットを写しとっています。
何かとても神秘的な雰囲気があって良いです。
宇宙を感じます。

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